おきなわコーラルガーディアン
CORAL GUARDIAN
GO ACTION! sustainable tourism
サンゴ礁保全を学び実践するダイバー育成プラン





3年連続開催決定
おきなわコーラルガーディアンになろう
〜エシカルダイバーとして、海の未来を守る3日間〜
沖縄の美しい海を未来につなぐために。
ダイビングスキルの向上とともに、海底ゴミ収集技術や環境への理解を深め、環境や人にやさしい「エシカルダイバー」を育成するプログラムです。
今年も、学びと実践に満ちた3日間の体験型プログラムを開催します。
プログラム概要
開催日程
2025年9月12日(金)〜9月14日(日)
※初日は16:00集合
参加料金
70,000円(税込)
※器材レンタル料は別途(フルレンタル:5,000円/日)
取得できる資格・認定書
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PADI AWARE Dive Against Debris Cカード
(PADI以外の指導団体のCカード所持者も取得可能) -
コーラルガーディアン認定書
募集要項
参加条件
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OW(オープンウォーター)ランク以上のCカード保持者(指導団体不問)
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18歳以上60歳未満
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ダイバーメディカルチェックシートに該当がない方
(該当項目がある場合、医師の評価シートを提出いただければ参加可能) -
未成年の方とご一緒に参加をご検討の場合は、事前にご相談ください
定員
10名(最少催行人数:2名)
このような方におすすめです
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サンゴや海の生態系に関心がある方
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海洋ごみ問題について学びたい方
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環境保全の現場に触れてみたい方
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科学者の話を直接聞いてみたい方
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ダイビングスキルをさらに向上させたい方
特別講師のご紹介
佐川 鉄平 氏
一般財団法人 沖縄県環境科学センター 環境コンサルタント
(専門:サンゴ礁・海洋生態学)
経歴
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琉球大学大学院理工学研究科 博士課程中退(海洋生態学)
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WWFジャパン サンゴ礁保護研究センター 勤務
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沖縄県内のサンゴ礁調査・保全活動に長年従事
資格
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技術士(環境・建設・総合技術監理)
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環境カウンセラー(市民部門)
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港湾海洋調査士
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潜水士
サンゴ礁の現場に精通した専門家とともに学び、考える。
ここでしか得られない特別な時間を、ぜひ体験してください。
自然を楽しむだけでなく、つなぐダイバーへ
ただ潜るだけではない、未来へつながるダイビング。
学び、気づき、行動することで、海との新しい関わり方が見えてきます。
あなたも「おきなわコーラルガーディアン」として、海と未来をつなぐ一歩を踏み出しませんか。
持続可能な未来へのアクション —エシカルダイバー育成プログラム—
プログラム概要
沖縄県は、300種以上のサンゴを有し、世界でも類を見ないほど豊かな生物多様性を誇るサンゴ礁生態系の宝庫です。しかし近年、サンゴの大規模な白化現象やオニヒトデの大量発生、さらには海洋ゴミの堆積によって、この貴重な海の環境が深刻な危機にさらされています。特に海底ゴミは、サンゴに絡まり壊死を引き起こすなど、見えにくい場所で深刻な問題を引き起こしています。
私たちは、このような海の現状に対して、ダイバーだからこそできるアクションに着目しました。
ダイバーだからこそできること
水中で呼吸し、360°の視野で自然を観察できるダイバーは、海の美しさだけでなく、変化や異変にも誰よりも早く気づくことができます。
“気づき”が“行動”へと変わる時、未来は変えられる。
自然と向き合うことで、心も育つ。環境にも人にもやさしい「エシカルダイバー」として、自ら学び、考え、行動する力を養います。
専門家とともに学ぶ愉しさ
本プログラムでは、海洋環境の専門家やプロフェッショナルダイバーとの対話を通して、より深く自然と向き合います。
マニアックな知識が「面白さ」に変わる瞬間。受動的な「楽しさ」から、能動的な「愉しさ」へのステップアップ。
自然・海・生命との繋がりの中で、自分の新たな居場所を見つける体験を、コーラルガーディアンが提供します。
持続可能な観光の流れSUSTINABLE TOURISM
サンゴ礁を守る第一歩は知ることから
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見えないところで、傷ついている
沖縄の海岸に漂着する海洋ごみの量は、年間で数千トン規模にのぼると言われています。
地域の人々によるビーチクリーンなど、懸命な対策が続けられている一方で、海底に蓄積するごみは見過ごされがちです。
サンゴに絡みつき壊死を招くごみや、マイクロプラスチックがサンゴに与える影響など、深刻な問題が指摘されています。
しかし、現時点ではその実態すら十分に把握されていないのが現状です。
だからこそ、私たちはまず「正しく知ること」から始めます。
現場で見て、学び、感じること。それが海の未来をつなぐ第一歩になります。
サンゴ礁を守れるダイバーになるには
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学び、気づき、そして行動へ
沖縄のサンゴ礁の現状や、深刻化する海洋プラスチック問題について学んだあとは、「自分にできること」から行動を始めましょう。
ダイバーは、決して自然を傷つけてはいけません。
だからこそ、海中のごみを正しく、安全に回収するスキルが必要です。
このプログラムでは、サンゴに絡まったごみを取り除くためのテクニックや、
環境に配慮したダイビングの在り方を、実践的なプラクティスを通して学びます。
自然と共生するダイバーへ。
その一歩を、ここから踏み出しましょう。
サンゴ礁を未来へ繋ぐために行動する
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沖縄の海と、これからもつながっていくために
プログラムを通して得た知識とダイバースキルを活かし、
ダイビングを通じてサンゴ礁保全に貢献する――それが、コーラルガーディアンの第一歩です。
海洋ごみや環境の変化など、サンゴ礁をめぐる課題は、
一度の行動で解決できるものではありません。
だからこそ、小さくても自分にできることを続けていくことが大切です。
旅が終わっても、私たちのつながりは続きます。
沖縄の海のために、できることを見つけ、実践し続ける。
あなたも、「おきなわコーラルガーディアン」として、これからも海とともに歩んでいきましょう。
・イントロダクションはいかがでしたか?
参加者の声(関東在住30代)
紗織さんのビデオには正直感激しました。Lagoonのお店のポリシーや、環境保護にかける思いが伝わってきました。
産学官連携でエコツーリズムに取り組むLagoonの取組はもっと知られて良いと思うのですが、一般市民のエコツーリズムに関する意識がそこまで高いとは思えないので、悩ましいところだと思います。
・コーラルガーディアン基礎講座の感想
参加者の声(沖縄県在住30代)
専門家から直接話が聞けたのがとてもよかったです。サンゴの基礎知識については、事前学習のおかげで知っていたものの、ネットの知識がメインだったのでてっぺーちゃんに目の前で話してもらってさらに理解が深まりました。
海洋プラは、新規ビジネスのために学んでいるところだったので詳しく知っていましたが、オブザーブできていた専門家の方たちに休み時間に質問ができたことの価値が高かったです。SDGsについては私の従来の活動領域でもありよく知っていましたが、また違った角度から話を聞けたのが楽しかったです。た。
・新たな価値はありましたか?
参加者の声(関東在住40代)
「海のゴミはダイバーだけが拾える」という言葉が、とても強く印象に残っています。また、座学で学んだ事を実際に体験するプログラムである事が特に価値があると思いました。座学だけだと実感として入ってきませんし、座学なしで実施のみだと、何となく作業したという感覚で終わってしまっていたかもしれません。
以前からサンゴかとても綺麗だな、と思って恩納村の海に潜っていましたが、美しい環境を残していくために、ダイバーとして環境に優しい潜り方をしたい、とより強く思うようになりました。狭い場所を通る時には、特に気を付けたいと思います!
・プログラムを通じて変化がありましたか?
参加者の声(関東在住40代)
将来にわたって、恩納村の海洋環境保護に貢献したいという気持ちが強くなりました。
自分がダイバーである限り、またそうでなくなったとしても、今後も年に1〜2回は、沖縄を訪れて自然や海を楽しむとともに、何らかの形で環境保護活動に参加できればと考えています。
・新たな価値はありましたか?
参加者の声(関東在住40代)
『能動的な思考と行動を求めるサスティナブルツーリズム』に初めて参加しました。
特に、都市圏在住で普段自然に触れることがない、また環境保護を自分事としてあまり意識しない私としては、非常に『文化的』な日々を過ごすことができ、価値ある3日間だったと思います。
・ゴミの分別、報告
参加者の声(関東在住40代)
PADIのプログラムに組み込まれている内容と思いますが、実施した作業の振り返りは必ずきちんとやるべきだと思います。問題の根本となる原因を突き止めて、将来的に問題解決につなげるには、地道なデータの収集・分類・記録は必須の作業と考えます。とても勉強になりました。
・コーラルガーディアン宣言と修了式
参加者の声(関東在住50代)
講座を終えて誓いの言葉を書く事で海(自然)と自分との関わり方を再度考える事が出来た。大勢の仲間やスタッフの皆さん、先生方に見守られて屋外での修了式は感動した。修了証の月桃(バナナ)は素敵でした。色々な意味で環境について考える事ができ自分自身が次へのエネルギーを与えられたように感じた。今回のツアーに参加された方々はそれぞれの意思を感じられる方が多く、海への想いもとても強いものがあったように感じた。講習だけでなく朝や夕の食事なども共にし、多く語り合う事で自分も刺激を受けることが多かった。他店ではファンダイビングのコースにゴミ拾いのツアーを組み入れている所があると聞いた。今回のスキルを今後のダイビングにどのように活かしていけるのか自分の課題となった。スタッフの皆さん、先生方、本当にありがとうございました。
・プログラムを通じて変化がありましたか?
参加者の声(関東在住40代)
一番大きな変化としては、まず日常生活で目につく、ゴミがすごく気になるようになったことです。 ペットボトルもできるだけ買わないようにしています。これは環境を意識してというのもありますが、マイボトルの方が温度を保てて美味しいのと、形も多様化してきて、欲しいサイズ・デザインのものが出回っているので、最近はマイボトル派という感じです。
環境問題については、以前Lineでお伝えしましたように、何かストイックな生活を送っているわけでは全くありません。また特段意識高めな方でもありませんし、菜食主義でもないです(笑)
ただ、大量の不要品やすぐに買って捨てる事を前提とした物に囲まれて暮らすのがあまり良い気分ではなく、値段に関わらず、自分が気に入ったものを大事に・長く・無駄なく使って、不要品は可能な限りリサイクルに出したい、とずっと思っていましたので、そういう考え方に共感してくれる方が増えてくれるといいな、と思っています。
モデルスケジュール
1日目:2025年9月12日(金)
集合場所:沖縄ダイビングサービスLagoon
集合時間:16:00
解散時間:18:00
内容:コースオリエンテーション、アイスブレイク、万座毛や恩納村集落散策
2日目:2025年9月13日(土)
集合場所:沖縄ダイビングサービスLagoon
集合時間:9:00
解散時間:17:00
午前:海洋プラスチックレクチャー講習、PADI ダイブアゲインストデブリレクチャー講習
午後:ダイビング実技プール講習(約3時間)恩納村サンゴの苗作り体験
3日目:2025年9月14日(日)
集合場所:沖縄ダイビングサービスLagoon
集合時間:8:00
解散時間:16:00
午前:ボート2DIVE ・PADI ダイブアゲインストデブリ実技海洋ダイブ(海中クリーンアップ)
午後:海底ゴミ分類報告、デブリーフィング、修了認定式
注意事項
・プログラムの性質上、途中参加、途中解散はご遠慮下さい。
・気圧の関係上プログラム終了当日は飛行機搭乗できません。
・本ツアーは事前学習が必要となります。詳細はご予約後に個別にご連絡させていただきます。
・キャンセルポリシー:イベント14日前より下記の通りキャンセル料が発生いたします。
14日前以降…20%、7日前以降…50%、前日以降…100%
Professional member

Teppei Sagawa
一般財団法人
沖縄県環境科学センター
環境カウンセラー(市民部門)
技術士(環境-自然環境保全)
港湾海洋調査士(環境調査)
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コース開発、監修
ファシリテーター

Hiroaki Yamamoto
株式会社ラグーン
PADI instructor#821071
リーフチェックチームリーダー
/チーム科学者
SDO認定・Master Professional Diver
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PADI
ダイブアゲインストデブリSPコース担当

Saori Oshima
株式会社ラグーン
PADI instructor#818612
エシカル・コンシェルジュFall2020
ウェルネスコーディネーター
リーフチェックチームリーダー
/チーム科学者
絵本セラピスト協会認定
絵本セラピスト®️
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インタープリター

Shoichi Ikeno
株式会社ラグーン
PADI instructor#819723
恩納村マリンレジャー協会
副会長
リーフチェックチームリーダー
/チーム科学者
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コース開発、監修
ツアーサポート