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執筆者の写真Lagoon

2024年、春を迎えて

更新日:4月1日


いつも沖縄ダイビングサービスLagoonをご利用いただきありがとうございます。

2024年3月21日に11周年を迎えることができました。

今年も春を迎えることができとても嬉しく思います。

改めて皆様に感謝申し上げます。


沖縄ダイビングサービスLagoonの存在意義「 自然も心も豊かであれ 」

コロナ禍、当たり前だった日常に変化が訪れ、静かな海を見ながら問いかけた日々

機械の音が響かない、人が訪れなくなった海の中はどんな世界だろう。と


彼らは、私たちがいなくても生きていける?

私たちは、自然がなくても生きていけるの?

私たちの心は何を求めているの?


観葉植物が売れ、キャンプが流行り、人々は故郷(自然、海)を求めていた。


そして彼らは以前と変わらず私たちを受け入れ癒しを与えてくれた。

そんな彼らに私たちは何ができるのだろう。


・彼らの住処をこれ以上破壊しないこと。

・より多くの遺伝的多様性を保護するために今暮らせる環境を整えること。


この数年問いかけ活動を続けてきました。

2023年8月 GreenFins silver認定店に昇格

2023年9月 日本初のPADI ECO CENTER認定

2024年3月 ジャパントラベルアワード「サスティナブル」部門を受賞


素晴らしい功績を得ることができた背景には、「自然を守りたい」という思いだけではありませんでした。私たちは地元で暮らす人々、観光で訪れるお客様「 今を生きる人々 」を想い続けました。

なぜなら環境保全を行うには、私たちの心が豊かでなければ継続することは難しいのではないかと考えたからです。


9年目の挨拶の際に紹介していた絵本の一説を引用します。

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成功するって、どういうことかな?

ぼくがたずねると、もぐらはこたえた。


そりゃあ、だれかをすきになることだよ。


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私たちは、好きや愛を明確に定義することができないけれど、誰かを何かを想うひと時が優しいことは知っています。

サンデグ=ジュペリの「星の王子さま」には、このような場面があります。


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「なつくってどういう意味?」

「それはね。もうひどく忘れられていることだよ。」とキツネが言いました。

「なつくってのは、思いを寄せるってことなんだ。」


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2024年春を迎えるにあたり、たどり着いた漢字があります。


「 遊 」


漢字学者の白川静先生が生前一番好きな漢字が「 遊 」だったそうです。

「 遊 」は神様が自由に行動するという意味でしたが、後に人間が「 心のおもむくままに行動して楽しむ 」という意味になったそうです。

そして遊という中にいる「 子 」という文字が呼びかけていました。



大好きな人に見守られながら安心できる場所( 空間 )で、子どもの頃のように、行動に「 意味 」を求めることなく、心が感じたままに遊ぶことは、今を生きる私たちにとって多くの気づきを与えてくれるそんな気がしました。



ダイビングはレジャー( 遊び )スポーツです!

今一度原点に戻り、海の中で心のおもむくままに遊ぶ体験こそが、自然との共生への道標になると感じています。バディ同士支え合うことができる私たちダイバーだからできることがある。



これからも「 安心 ・ 安全 」をモットーに!

ラグーンで過ごすひと時が、笑顔あふれるように努めていきたいと思います。


本年度も沖縄ダイビングサービスLagoonをよろしくお願いします。


皆様のお越しを恩納村でお待ちしています。




株式会社ラグーン

池野正一・山本浩章、大嶋紗織、吉馴一真、志水芳美




書道家でもある友人Soyamax描いていただきました。

素晴らしい作品をありがとう!


紹介絵本









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